新入荷草履の紹介
先日仕入れた、おしゃれ草履の紹介します。
台が黒の草履です。
鼻緒はシックな黒と銀のぼかしで銀糸で織り込んであります。
一見地味ですが、粋に見えます。
次は、グレーの台に市松模様の鼻緒の草履。
市松模様については以前も紹介しましたが、日本でもその歴史は古く古墳時代(3~7世紀頃)の埴輪に市松模様が用いられていたのが確認されているそうです。
一気にメジャーになったのは江戸時代に、佐野川市松という当時の超人気歌舞伎役者が舞台でこの模様の袴を履いたことから大流行していきます。「市松模様」と呼ばれるのは
佐野川市松から取っているんですね。
ちなみに東京オリンピックの新エンブレムとして採用されたものが、市松模様です。
歴史的に世界中で愛され、日本では江戸時代に「市松模様(いちまつもよう)」として広まったチェッカーデザインを、日本の伝統色である藍色で、粋な日本らしさを描いたものだそうです。
こちらは、赤の台の草履。
鼻緒は、京染の技法と同じ金彩加工が施されています。
金彩加工とは、友禅染を引き立たせ、より華やかに表現するために、金や銀の箔、または金属紛を使って加飾する技術です。
ラストははおしゃれな縞柄の鼻緒の草履です。
こちらは変わっていて、台がメッシュです。
値段も手ごろですので、気軽に使ってください。
中には2~3点ご購入いただき、きものを着た時に限らず、普段履きに使っていただいているお客さんもいらっしゃいます。
鼻緒の裏の直接足に触る部分が柔らかく、緒の幅が広いので履きやすいのですね。
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