三陸宮古の きもの屋三上

三陸海岸、宮古市で曽祖父の時代からきものを生業としております。
きものの楽しさをお届けします。

風呂敷の紹介 その1

当店ではきものや帯だけではなく、和小物にも力を入れております。

今日は風呂敷を紹介いたします。


このように数多くの風呂敷がございます。

柄物から無地までたくさんの種類があります。



こちらは水玉模様の大判風呂敷。

110cm×110cm テーブルクロスにもなります。




夢二の風呂敷 48cm×48cm

大胆な柄行、独特の色合いが特長です。日々の暮らしのなかにあるモチーフを使い、懐かしさのなかに新しさがある柄が時代を超えて好まれています。

青梅収穫

今日はきものの話題から離れて、日常の出来事をお届けします。


宮古はいま、梅の実が大きくなっています。

我が家の梅の木は、良いときは20kg以上の収穫があります。

昨年は手入れもしなかったので、虫がつき、ほとんど収穫できませんでした。

今年は去年よりも多少良いくらいでしょうか・・・


まだ、青いのですが、梅サワーにしようと思い1kgだけ収穫しました。

残りは梅干を作るために完熟するまで待ちます。


一晩水につけてアクを抜きます。


へたを取り除きしばらく乾かします。


消毒したガラス瓶に氷砂糖、リンゴ酢と共に入れます。

あとは3週間~1か月待ちます。

焼酎の炭酸割にしたら美味しそうですね。

いまから楽しみです。

店内の様子

展示会もひと段落したので、今度はお店の様子をご紹介いたします。


まずは外見から


車でおいでの方も店先に駐められます。

また、徒歩で1分のところにも3台分の駐車場がございます。

入口はこちら

店内に入ると

テーブルでお茶を飲んだり、おしゃべりしたりごゆっくりお過ごしください。

店舗の左側には大きなショーウインドーがあります。


今の時期は、浴衣を並べています。


風呂敷や草履、和風のガーゼのハンカチなど小物もたくさん取り揃えております。

随時、風呂敷の包み方をお教えいたします。

きものだけでなく和風小物も充実!。

お友達へのプレゼントや、ちょっとしたお礼などにご利用ください

このようなお店ですので、お気軽にお立ち寄りください。

お待ちいたしております。

作家田村哲彦 訪問着

今回の展示会のコーナー展示した、田村哲彦先生の作品をを紹介いたします。


哲彦先生は、加賀友禅の技法を学び、現在十日町と金沢に工房を構え数々の受賞作品を創作しております。
自然の恵みそのものである琥珀染、雪椿染などの「草木染」の技術と、
伝統に培われた「加賀友禅」技法を駆使したのが、
田村哲彦氏の創作友禅、「加賀草木友禅」です。


田村哲彦プロフィール

昭和16年(1941)  新潟県に生まれる。
昭和34年(1959)  染色専門学校卒業、加賀友禅の修行に入る。
昭和49年(1974)  独立工房設立、創作活動を開始する。
昭和59年(1984)  純正草木染料を駆使した加賀友禅染めを完成し、
 「加賀草木友禅」として脚光を浴びる。
平成元年 (1989)  きもの総合求評審査会にて、
 草木染で描く大作「瑞穂」が最高賞「通商産業大臣賞」を受賞する。
平成 4年(1992)  オホーツクを描いた訪問着「凍湖」が、
 最優秀賞「通産大臣賞」を再受賞する。
平成 6年(1994)  全国専門店の個展・コーナー展開にて、
 加賀草木染作品集「草木染ものがたり」が好評。
平成10年(1998)  創作活動25周年の記念代表作品三十選を染め、
 初の作品集を出版する。
平成10年(1998)  産地総合審査会にて留袖の新分野を拓く
 染分け新留袖「花亀甲」が最高賞を受賞。
平成12年(2000)  2000年を記念して大賀二千年蓮から抽出した草木染料で
 「蓮染」を発表。作品は限定受注で好評。


田村哲彦先生の作品を何点か紹介します。


高級感が漂うすばらしい逸品の数々

草木染めは、野山に自生している草木の根、樹皮、茎、葉、花、実などから幾多の手作業を経て色素を抽出し、刷毛で染め、さらに明礬、鉄、銅、錫などを溶かした液を刷毛で染め、空気で発色させます。
その色彩は、歳月とともに素材に溶け込み、奥深さを増し、落ち着いた品格ある色調になる特質があります。                                                                                                                       

「加賀五彩」といわれる藍、臙脂、黄土、草、古代紫を基調とした色彩と「ボカシ」や「虫喰い」といった技法で写実性を向上させ、
落ち着いた品のある染め物として発展してきた加賀友禅の技法と、草木染を絶妙に組み合わせ、誕生したのが田村哲彦ならではの染物です。




左が哲彦先生の作品、右が息子さんの英之さんの作品です。

染色の技法は一緒でも作風はガラッと変わります。




レインボーブリッジを題材とした英之さんの訪問着です。

大胆な構図ですが、着装してみると意外ときものらしい落ち着いたイメージになります。

若い女性に人気の逸品です。

大盛況!きもの展 3

4日間のきもの展が無事に終了しました。

たくさんのお客様にご来場いただき、感謝申し上げます

こちらのお客様は帯の白生地をお持ちなので、お誂えの柄を選んでいるところです。

現品の販売だけではなく、お誂えにも対応いたします。

あなただけのオリジナル作品をお創り下さい。


皆様の素敵な笑顔に出会えた4日間でした。

これからも、皆様に喜んでいただけるイベントを開催してまいります。

ブログをご覧の皆様も、是非一度ご来場ください。