三陸宮古の きもの屋三上

三陸海岸、宮古市で曽祖父の時代からきものを生業としております。
きものの楽しさをお届けします。

風呂敷の結び方 その1

今日から風呂敷の結び方を載せて参りましょう。


まずは取っ手のついたリボンの結び方。

お菓子箱などを、包むとかわいいですね。


出来上がりが、こちらです。




このお菓子のカンを包みます。


風呂敷の中央にカンを立てます。


カンを一度倒します。

包むものは風呂敷の対角線の3分の1以下ですと、容易に包めます。

ちなみにこのカンの大きさは20cm、風呂敷の対角線は100cmですので余裕ですね。


片方の風呂敷の端をカンに包みます。


そのままクルクルと巻いていきます。






最後まで巻いたら、結ぶ用意に入ります。

ゆるみの無いように両方の根元をしっかりと握り、

右側、左側をそれぞれクルクルとねじって行きます。

ねじったら、ひも状になった両方を二重結びにして、端がひらひらになるように形を整えて、出来上がり。


お土産などを届けるときに、このように包んでは如何でしょうか?

皆さんも是非試してみてくださいね(*^▽^*)

風呂敷の紹介 その5

本日も風呂敷を紹介します。

和柄の風呂敷は落ち着きますね。

物を包む文化はいろんな国にありますが、日本の風呂敷ほど美しいものは他にないでしょう。

一枚の風呂敷で「包む」だけでなく「覆う」タペストリーとして「飾る」また「羽織る」など多様に使うことのできる素晴らしい日本の文化のひとつです。

身の回りのいろいろな品を包む融通性に富んだ万能布。

各家庭に必ず数枚あると思います。

もう一度風呂敷を見直してみませんか?






風呂敷の紹介 その4

北斎の風呂敷が、もう一点あったのでアップします。

葛飾北斎 (1760-1849)  冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏
1831-33頃  江戸時代後期



次から古典模様の風呂敷です。

黒地に扇面模様の風呂敷です。



花柄の風呂敷

進物やお菓子を包むのに適した風呂敷の定番サイズの

68cm×68cm

素材はレーヨンのちりめんです。

風呂敷の紹介 その3

日本画をモチーフにした(というよりそのまま使った)風呂敷を紹介します。

安藤広重

「江戸名所百景」より
水道橋駿河台の鯉幟





葛飾北斎 『凱風快晴』


インテリアや御贈答に最適の風呂敷です。

外国の人が大好きな日本画なので、海外へのお土産などにも喜ばれそうですね。

風呂敷の紹介 その2

本日も、当店の風呂敷を紹介いたします。


風呂敷といえば、古典模様のイメージですが、ポップな柄もございます。

今、猫ブームですね。



素材はレーヨンのちりめん

68cm×70cm

猫好きの方には、たまらない風呂敷ですね。

一枚の布なので、かさばらずに持ち運ぶことができるのが風呂敷の便利なところ。
お気に入りの一枚を見つけて、毎日の生活に、もっと風呂敷を活用してみましょう!