三陸宮古の きもの屋三上

三陸海岸、宮古市で曽祖父の時代からきものを生業としております。
きものの楽しさをお届けします。

夏小物のご紹介

浴衣やおしゃれ着に合わせたい下駄、夏物バッグを多数入荷しました!


二枚歯の女性用桐下駄

鼻緒の直接皮膚にあたる部分が柔らかい生地で出来ています。

素材は国産の桐ですので軽くて履きやすいですよ。



日田杉の下駄(女性用)

昔から日田は杉の産地として知られ、木材関連産業が発展してきました。

なかでも日田の伝統的特産品である日田下駄は、日田が天領だった天保年間(1830~1844)に代官が殖産興業の手段として下駄づくりを奨励したことから発展しました。

その後日田下駄は全国に出荷され、質量ともに静岡、松永(広島県)に並ぶ下駄の三大産地となって隆盛を誇りました。

伝統の技を受け継ぐ職人の自信と心意気を感じさせる日田下駄のやさしい履き心地は、健康面でも見直され静かなブームを呼んでいます。



インドネシア産 アタバッグ

アタ製品の材料となる「アタ」は、インドネシアに自生するシダ科の植物。

アタの栽培は難しいため、自生しているものを採取します。


葉を取り、茎の部分を乾燥させたものがアタ製品の材料になります。

最近はアタ製品の人気で、材料となるアタが不足することも・・・


お近くの方は手に取ってご覧ください。

昨日は父の日

二人の娘たちは忘れずにプレゼントを贈ってくれます。


青森に嫁いだ長女からは、青森特産のお惣菜とラーメンを

次女とその夫Y君からは日本酒のプレゼントでした。

酒と肴を贈ってもらえるなんて、うまくできてるな~

山田錦の大吟醸

その日、普段は別々に住む父と夕食を共にしました。


ここで、メニューを紹介します。


サザエとホヤの水物

鮮度抜群のサザエとホヤに山菜のミズ(うわばみ草)のシャキシャキ感がうまさを引き立てます!


ハタハタの一夜干し

塩加減もちょうどよく、つるっとした独特の食感がたまりません!


青森で、寿司といえばこの鮭とイカの飯寿司。

新鮮な山や海の食材と津軽のもち米、彩りのにんじん、 風味のしょうがなどを漬け込み、 独特の旨味を熟成させた酒のつまみに最適な一品です。


これをテーブルに並べて乾杯!

87歳の父も、晩酌を欠かしません。

今夜もたっぷりと楽しませて戴きました。


折々に贈り物をしてくれる娘たちに感謝です!

風呂敷の結び方 その3

ティッシュ箱の包み方


各家庭にあるティッシュ箱ですが、箱のまま置いておくのは味気ないもの。

季節に合わせた模様の風呂敷で覆うのも楽しいですね。


50cmくらいの風呂敷を用意します。

まず、箱の短い側からかぶせて行ききます。

そのとき、ティッシュの出し口に大きさを合わせます。


次に長い側を被せます。

いよいよ結び方です。


右側、左側の端をそれぞれ結びます。

結びめの形を広げて出来上がり!

箱のラインをきれいに出すように整えましょう。


裁縫をする必要もなく、数分でできますので、ぜひお試しください。

きもので食事会

今日は、宮古市内のイタリアンレストランで食事会でした。

今日のメンバーは、年齢も職業もバラバラですが、気軽に好きなことを話せる仲間たちです。

震災の2~3年前から続いています。

実は2011年3月11日の夜はこのメンバーでの集まりだったのですが、もちろん開催できませんでした。そしてその開催場所は津波にのまれてしまいました。

それから、場所を変えて続けています。



今日はいつもより少なめの6人でした。



きもの大好きな皆さんを紹介しましょう。


まず、最高齢のKさん・・・まだまだお若い!

きものが大好きで毎月の、この集まりを楽しみにしています。

お着物は、一見ひとえに見えますが、紗の小紋を着ております。

帯もおしゃれな夏帯です。

帯締め、帯揚もさわやかに着こなしていますね。

「もう50~60年前のきものですよ。」話していました。

古いものでもこうして着ることができるのは、きものの良いところですね。

竹で編んだバッグも年季が入っているそうですが、きものにとても合いますね。



次は、「今朝、仕事の都合で盛岡から急いで戻って着物を着てきたのよ~」とおっしゃるTさん

紺地の一重の着物ですね。

Tさんは紺地の着物が好きなのですが、好きな色の着物はやはりお似合いですね。

帯や、帯締め、帯揚を夏ものにしてしています。

皆様TPOをしっかりわきまえて着こなしています。



最後にこの会のお世話役のFさん

Fさんのおかげで毎回スムーズに開催することができます。

感謝!!

帯は八寸名古屋で帯締め、帯揚は紫で統一しています。

きものの柄をよく見ると小ナスですね。

さわやかで、楽しいきものです。

宮古も梅雨に入りましたが、今日は天気に恵まれて外で撮影しました。


料理の写真を撮るのを忘れてしまいましたが、美味しくいただき、皆さんとゆっくり話すことができて、楽しいひと時でした。


風呂敷の結び方 その2

今日はワインなどのボトル2本の包み方です。


中身はいいちこの4合瓶を使ってみます。



風呂敷の中央から少し外して瓶を置きます。

                     瓶と瓶は少し離して置きましょう。

端からクルクルと巻いていきます。



瓶を並べて立てて

風呂敷のそれぞれの端を結びます。

まず、一回目。

そして、二回目で形を整えます。


如何でしょうか?

案外簡単にできますね。

ワインなどをプレゼントするのに、もってこいの結び方ですね。


風呂敷の結び方講習会を、随時行っていますので、気軽にお申し込みください。

講習料は無料です!